それは厄年の出来事。


2024年7月11日(木)

朝から変な腰の痛み。
歩けないわけではなく、普通に出勤。
午前中の仕事を普通にこなし迎えた昼休み。
トイレで放尿中に異変に気づく。
見たことない色の血尿。

これはヤバイと午後半休で病院へ。
何科を受診すればよいのか分からず、
ひとまず消化器内科を受診することに。

そして尿検査の結果、
尿からは血とともに白血球が出ているとのことで
“腎盂腎炎”だろうとの診断。

点滴と抗生剤、痛み止めのロキソニンを処方してもらい帰宅。


2024年7月12日(金)

朝の尿は少し血が混ざったような色。
しかし昼には通常の尿の色に戻った様子。
3連休前ということもあり、
この日も抗生剤入りの点滴を打ってもらう。
ひとまず様子見。


2024年7月13日(土)〜14(日)

血尿は治ったものの、
今度は膀胱炎のような症状。
朝は完全に元に戻ったと思ったのに、
夜は頻尿と残尿感で気持ち悪い感じになり、
なんともスッキリしない。
まぁ、血尿は治ったし
そのうち良くなるかと甘く考えておりました。


2024年7月15日(月)

<救急車の要請>

朝、7時頃に目が覚めトイレへ行くも
尿が上手く出せない感じ。
そして背中に痛みが走る…。
なんとか絞り出した尿は血で赤く染まっている…。

徐々に痛みが酷くなり、
ロキソニンを飲むも全く改善せず。

8時42分。
ついに背中の痛みに耐えられなくなり、
人生初の救急車を要請。
救急車の到着を待つ間も
言葉には言い表せない、
今まで味わったことのない痛みに悶絶。
ほどなくして救急車到着。

痛みでまともに身体が動かせず、
とりあえず財布とスマホと鍵だけ持って
担架に倒れ込む。

<救急車到着>

色々と症状を聴かれ、
もがき苦しみながら返答。
少しでも楽が姿勢がないものかと、
身体をクネクネさせるも、
担架に縛りつけられているため身体も動かせず苦悶。
緊急隊員の方が受け入れてくれる病院を探してくれて、
休日ながらなんとか病院が見つかり搬送。

<病院到着>

担架から診察ベットに移され、
着いて早速痛み止めの点滴と、
これまた人生初の座薬をブチ込まれる。

そのまま車椅子に移り、
レントゲンとCTの撮影へ…。
そこにはしっかりくっきりと小さな石の姿が映し出されていた。

そのサイズはたった2~3mmとのこと。
身長190cm近くある巨人が、
こんな小さな石に屈するとは実に情けない。

恐ろしいことに、
今回尿管に落ちてきた左側の石とは別に、
右側の腎臓には2個のストックが貯まっていることも判明。

<そのまま入院>

激しい痛みが点滴と座薬でも完全には収まらず、
数時間は耐えられてもまた激しい痛みがぶり返すだろうということで、
そのまま入院することに。

さすがお医者様の言う通りで、
その後も激しい痛みに幾度となく襲われ
点滴と座薬の繰り返し。

結局夜まで痛みは続き、
38度の熱まで出る始末。

<激痛からの解放>
その後も痛みがぶり返すたびにベットの上でのたうち回るの繰り返し。
なんとか激痛のスキを突いて病院の夕食を頂き、栄養補給。

そして、夜20時ごろ。
朝から12時間続いた激痛が急に和らぎ、
痛みから解放されました。

どうやら石が尿管から膀胱へ落ちたようだ。

<膀胱で元気に躍動>

尿管で暴れまくった石が、
今度は膀胱にステージを移して大暴れ?

痛みからは解放されたものの、
石が膀胱を刺激して常に尿意を催してしまう。

結局、夜中に何度も目が覚めて
1~2時間毎にトイレ。
お陰でまともに眠れず朝を迎える。


2024年7月16日(火)

<無事退院>

翌朝は前日の痛みが嘘のように消えていた。

そして朝5時半から採血と検尿の精密検査。

おいしく朝食を頂き、
点滴を4時間ぶち込んでいる間に
朝の検査の結果が問題ないことも判り無事退院。

トドメに1泊32000円の請求を戴き、
思い出深い高級ホテルでの宿泊となりました。


<石が出るまで>

まだ石は出てこない。
処方されたウロカルン錠を服用し続ける日々。
果たしていつ出てくるのやら…。