データ型を宣言しておくことで、
意図しない値が入ったときに処理を中断させることが出来ます。


よく使うものを表にしてみました。

データ型 名称 使う場面
Boolean ブール型 TrueまたはFalseの2択
Long 長整数型 整数を扱うとき
Double 倍精度浮動小数点型 小数点を含む数値
Date 日付型 日付を扱うとき
String 文字列型 文字を扱うとき
Object オブジェクト型 オブジェクトを操作するとき
Variant バリアント型 全てのデータに対応する万能型

 


<ざっくり解説>

例えば、
スケジュール管理などで日付を格納して操作する場合に、
日付が入るはずの場所に
意図せず文字列(例えば人の名前とか)が入ってきたら止めて欲しいですよね?

なので、
日付が入る変数はDate型、
文字が入る変数はString型、
とそれぞれ宣言しておくと
誤って違う型のデータを受け渡したときに
型が一致しませんよーと教えてくれます。

そこを全てVariantにしてしまうと、
どの型でも構わず受け取ってしまうので、
間違いに気づかずにスルーしてしまう危険性があるということです。


<私の失敗談>

私の過去の失敗例としては、
小数点を扱う際にSingle(単精度浮動小数点型)を使用したがために、
細かい数値を扱う計算でバグが生じたことがあります。
というわけで、Singleは使わずDoubleを使うようにしましょう。