多摩川に釣りに行った際、
河川敷に落ちていた竹が釣り竿に出来そうだったので、
試しに拾って持ち帰ってきました。

現場でざっくりと枝を落としてきたのですが、
まだまだ釣竿にはほど遠い状態。
この状態から頑張って釣り竿に仕上げます。


●はじめての”矯め”に挑戦!

今回のポイントは、
竿の歪みを矯正する“矯め”の作業。
矯めの作業は自身初の挑戦となります。

はい、見事に折りました

順調に矯正できていたのですが、
もう一息を欲張ったところでポキっと折ってしまいました…。

結局、もう一度竹を採取しなおして、
2本継ぎ仕様にプランを変更しました。


●はじめての総ウレタン仕上げ

口巻きに巻いたスレッドの色を活かすため、
今回は胴塗りも含めて全てスーパーウレロンで仕上げました。


●失敗から生まれたガングリップ

塗装の際の持ち手として口に挿しておいたカーボンに
スーパーウレロンが流れ込んで抜けなくなってしまい、
仕方なく一節詰めて修復。

その結果、手元が短くなってしまったので
矢竹をグリップとして継いで補修しました。

微妙に角度を付けて、
ガングリップ風に仕上げてみました。


●完成品がコチラ!

竹の歪みが矯正しきれませんでしたが、
一応小物釣りには使える竿に成りました。

軟調子の竿で、小さな魚でも竿を曲げることができました。


作り方の詳細はYouTubeの動画をご覧くださいませ♪

●前編

●後編

●実釣編