用水路のタナゴ釣りタックル開発に挑む!
はじめに
なぜ、こんなタックルを作るに至ったのか。
それは、タナゴ釣り・小物釣りで
“竿を曲げたい”
というのが1番大きな理由です。
タナゴやクチボソ、モロコといった
小さな魚で竿を曲げるとなると、
当然竿も細くなくてはいけません。
そこで、ブランクを探す訳ですが、
極細で一番簡単に安く手に入るのが、
渓流竿の替え穂先でした。
しかし、その替え穂先は長さが45cmしかなく、
私が行く用水路では長さが足りません。
そこで!
“リールを付けて、糸巻き量で竿の短さをカバーしよう!”
と考え、
“極小リール” & “超軟調子タナゴ竿”
の開発に至りました。
★極小リール製作! ver.1
<スペック>
・ギア比 1 : 1
・巻き取り量 64mm
この1円玉サイズのタイコリール、
実はある物を転用して製作したのですが
お分かりでしょうか?
実はコレ、ミニ四駆のタイヤホイールなんです。
アルミで出来ており、見た目のカッコ良さに惹かれて
このパーツを使うことにしたのですが、
如何せん溝が浅く、ライントラブルが多発しました!
作る前から、ある程度想定はしていましたが、
やはり実際の釣りに使うとストレスになります。
★極小リール製作! ver.2
そして、ver.1の糸絡みを改善したver.2がこちら!
使用したのが、業務用ミシンのボビン。
スプールの溝が深くなったことで、
糸が浮いても溝からはみ出すことが無くなり、
糸絡み問題も解消しました!
元々はタナゴ竿の想定で製作しましたが、
実際に使ってみた感想としては
鮒釣りがめっちゃ楽しいです!
大きく竿が曲がるし、
巻き取り量の少ないリールでのやり取りが
非常にスリリングで楽しいです♪
是非、YouTubeの実釣映像をご覧ください♪
★超軟調子! タナゴ竿製作!
<スペック>
・全長 2尺くらい
・素材 グラスソリッド
こちらはイメージ通りの仕上がりで、
実際に使ってみた感想としては、
小鮒が釣れたらメッチャ楽しめます!!!
欠点としては、超軟調子なので
アワセが効きづらいです。
釣るための竿では無く、遊ぶための竿ですね。
★実釣編もアップしました!
“ブチ曲がりタナゴ竿”の名に恥じない
その勇姿を是非ご覧ください!
まだまだ改善の余地があり、
今後も開発を継続したいと思います!
何か進捗があれば報告させていただきます♪
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