今回ご紹介するのは、

ビンテージ の

“壊れたぜんまい時計”の再生方法です。

 

その昔、所さんの世田谷ベースという番組で、

所さんの遊びとして紹介されていた

ぜんまい時計の再生方法に感銘を受け

自分でもやってみよう!と思ったのがきっかけです。

 

その方法はぜんまい時計として直すのではなく、

電池で動くクオーツ時計にしてしまおうというもの。

 

世田谷ベースの番組内ではお金持ちの所さんらしく(?)

各種ムーブメントを取り揃えており、

その中から合うものと交換するという手法でした。

 

それならばと、私は庶民らしく

100円ショップの電池式目覚まし時計を使って

電池式時計にカスタマイズをしてみました。

 

実際にカスタムをしたのはずいぶん前のことなので、

写真が残っていなかったのですが、

所さんの教え通り、

・取れるものは取る

・穴があれば差す

で分解していきます。

四角い穴の部分にドライバーを差し込んで枠を持ち上げると外れます

 

同様に、100円ショップの時計も

ムーブメントのみ力づくで取り出します。

※取り出しやすそうなものを優先的に選びました。

ぜんまい時計のパーツを全て取り払い、

100円ショップの時計を貼り付けました。

針はサイズが合わなかったので、

ムーブメントにもともと付いていた針を薄く削って加工して、

ぜんまい時計の針を貼り付けて使用しています。

ちなみに針は12時のところでセットしないと、

針が12時でぴったり合わなくなることがあるそうです。

 

あとは蓋をして戻すだけなのですが、

このままでは元のパーツが無くなったことで

空間が空いてしまいグラついてしまうので

スポンジで埋めて挟み込むことで

スポンジの圧で固定しました。

 

裏面もぜんまい時計の名残の穴が…。

こちらは雑誌の切り抜きで目隠ししました。

 

というわけで、

壊れたぜんまい時計の簡単再生方法のご紹介でした。

皆様も壊れたぜんまい時計を再生して、

オリジナルクオーツ時計を作ってみてはいかがでしょうか♪